2010/06/24

私と踊って:Komm tanz mit mir

ピナ・バウシュの逝去から、もうじき1年、という6月のある土曜日、ピナ・バウシュの逝去の2週間まえに来日公演が決まった演目「私と踊って:Komm tanz mit mir」を観る。

初演は1977年。
1時間半、全1幕。
26名のダンサーが登場する。
舞台には雪に覆われた丘を想起させる白い急斜面と、床の白樺の枝。
「私と踊って」というタイトルそのままに、このことばが男女の結びつきをつくりあげる共通の場を見出そうとなんども繰り返される。

もつれ、ほつれ、やつれ。
ねじれ、よじれ、くずれ。
それ、ずれ、ぶれ。
私は泣いていた。

カーテンコールにもちろん彼女の姿は、ない。

終幕後になかなか席を立てず、部屋に帰り着くその前に、だいぶお酒をのむ。
そしてまた、少しだけ泣く。

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