2009/11/29

Rosas―Zeitung,ローザス『ツァイトゥング』


彩の国さいたま芸術劇場にて、ローザス『ツァイトゥング』を鑑賞。

貫成人さんによる、ピナ・バウシュ追悼トークセッションにて、ローザスの芸術監督である、アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケルとピナ・バウシュの面差しが似ている、というお話を伺って以来、この公演をより心待ちにしていた。
ピナを悼うような、そんな気持ちで舞台を眺める。

『ローザス・ダンス・ローザス』の印象が強く、反復や同調、そういったものがローザスの代名詞であるように思い込んでいたが、舞台は即興的でロマンティックでさえあった。

余韻を楽しみつつ帰路に就き、どういうわけか、やきとん屋で一杯。

2009/11/22

女優 岡田茉莉子


『女優 岡田茉莉子』読了。
50年代以降の日本の映画史を振り返ることにも等しいその読書体験は、非常に幸せなものだった。

読了に先だって、自伝上梓を記念しての回顧上映で、『情炎』を観、その際幸いにも、ご本人にお会いする。
小津安二郎監督の『秋日和』『秋刀魚の味』で“岡田茉莉子”を知り、吉田喜重監督の『秋津温泉』で魅了されて以来もっとも敬愛する女優を目の前に、わなわなと震えが起こるほどに緊張。
ちなみにその日は、ご主人でもある吉田監督もいらしており、上映後のトークショーでお話も伺うことができた。

自伝により初めて知ったのだが、カズオ・イシグロの『遠い山なみの光』を、吉田監督が映画化する、という話があったのだという。
イシグロ氏の同意も得られ、岡田茉莉子主演のほか配役やエジンバラでの撮影も決まり、クランク・インまであと5日、というところで突然の制作中止に追い込まれたのだそうだ。
カズオ・イシグロ×吉田喜重×岡田茉莉子、垂涎の組み合わせに、「たら・れば」のもどかしさを感じる。
その後、吉田監督が同じ原爆をテーマにした作品『鏡の女たち』を撮っていることや、お二人の年齢を考えると、これから先の未来に、それが現実のものとなることもおそらくないだろうとおもわれ、もどかしさがよりいっそう極まる、晩秋の候。

2009/11/08

艾未未―AI WEIWEI

会期末、すべり込みでアイ・ウェイウェイ展―何に因って?を鑑賞。

現代中国を代表するクリエイターのひとりであり、北京オリンピックスタジアムのデザイン協力によって、国際的な評価を高めたというアイ。
六本木界隈に出掛け、そのポスターを目にするたび、ひっかかりを感じていた。

しかして、これが驚くほど、ぴんとこず。
揺さぶられる準備はできていただけに、宙ぶらりんの気持ちを持て余す。

でも、帰宅し改めてチラシを眺めると、またひっかかる不思議。

2009/11/05

足つぼ屋、そして、アロマと眠り

先だって、プライベートで足つぼ屋をはじめた友人のお宅にお邪魔した。
お気に入りの香りを選んで、フットバスに浸かり、それからゆったりと施術してもらう。
左足比べ右足に、より痛みや滞りを感じ、反射区にも思い当たるものがあった。
鳩尾のあたりが、ぽかぽかとあたたまった。
それは面白い体験だった。

フットバスでも感じた、香りとリラックスの相関関係。
思い切って、気になったアロマキットを購入。


アロマポットとオイル、ナチュラルスプレーのセット。

説明文によれば、アロマティックハーブと乳香、菩提樹、橙の香りが、深い安らぎに誘い、心のゆらぎに語りかけ、あたたかくおだやかな気分へと導く、とのこと。
入眠効果も期待できるそう。

はてさて、私の眠りは、変質するであろうか。

2009/11/01

南下する寒気

寒気が南下している、という。
非常に勢いのある寒気で、一気に季節を進めるだろう、とのこと。

寒がりの私は、心底怯えている。
俎板の上の鯉にでも、なったような気分。