待っていた校正の出稿が、週を明けるという報があったのが、木曜の夕刻。
明日は“くもりのち晴れ”の予報で、週末には傘マークが。
ならば、と思い切って、代休を申請。
即席の三連休、あれこれを箇条書き。
・念願のタオルケットを洗濯。
・衣替え。
・繕いもの。
・パンプスのヒールをリペア。
・新刊3冊(『少女ファイト⑥』『聖☆おにいさん④』『きのう何食べた?③』)を購入。
・本棚の整理→15冊ほどブックオフ。
・餃子を50個ほど作り、冷凍。
・ハンバーグも、冷凍。
・地元老舗焼肉店でランチ。
・惰眠も少々。
・渋谷シネマライズにて是枝裕和監督作品『空気人形』を鑑賞→ペ・ドゥナがそれはもうかわいらしい→一人で観る映画は秘め事に似ている?
・昼間の赤ワイン、夜の缶ビール。
心残りは、土曜の晩、友人のサクソフォンを聴きに出掛けられなかったこと。
2009/10/25
2009/10/22
本日のひとこと
“女に生まれたことにあぐらをかいてはだめよ”
今週は机にしがみつき、食事もコンビニエンスストアのもので済ませていたけれど、やっと一段落。
今日、なんとなく読み返したかった某百貨店漫画を手に、久しぶりに外に出た。
仕事場からほどなくのカフェで、ツナロッソのパスタを、思い切ってデザートのついたフルセットでオーダー。
クリームチーズのプティングを頬張りながら、目に入ってきたこの言葉に、ぎょっ、とする。
そして、はっ、とする。
ぎょっ、とし、はっ、としたことを、何故と考え込んで、また、ぎょっ、とし、はっ、とする。
あぁああ、あぐら、かいてます。
それはもう、怠けてます。
いかん、いかん。
ぎょっ、としたり、はっ、としたりを繰り返して、少し、元気になる。
そんな本日のひとこと。
今週は机にしがみつき、食事もコンビニエンスストアのもので済ませていたけれど、やっと一段落。
今日、なんとなく読み返したかった某百貨店漫画を手に、久しぶりに外に出た。
仕事場からほどなくのカフェで、ツナロッソのパスタを、思い切ってデザートのついたフルセットでオーダー。
クリームチーズのプティングを頬張りながら、目に入ってきたこの言葉に、ぎょっ、とする。
そして、はっ、とする。
ぎょっ、とし、はっ、としたことを、何故と考え込んで、また、ぎょっ、とし、はっ、とする。
あぁああ、あぐら、かいてます。
それはもう、怠けてます。
いかん、いかん。
ぎょっ、としたり、はっ、としたりを繰り返して、少し、元気になる。
そんな本日のひとこと。
2009/10/21
連なり、連なること
連綿と繋がっているなにか、それは生命のダイナミズムとでも呼ぼうか、その最後の一片が“私”である。
西武新宿駅の改札まで歩く道すがら、上気しながら友人としていた他愛のない会話が、そこに行き着いた。
友人は「私の片手は、確かになにかと繋がっているけれど、もう片方の手を、繋ぐのは、両手を、繋ぐのは、こわい」、そんなことを言った。
ああそうだ、こわいのだ。
かといって、私でしまいにするのだ、と開き直ることもできない。
そして、こわいものは往々にして、強く人を惹きつける。
改札をくぐり、それきりその話を、私たちはしなかった。
西武新宿駅の改札まで歩く道すがら、上気しながら友人としていた他愛のない会話が、そこに行き着いた。
友人は「私の片手は、確かになにかと繋がっているけれど、もう片方の手を、繋ぐのは、両手を、繋ぐのは、こわい」、そんなことを言った。
ああそうだ、こわいのだ。
かといって、私でしまいにするのだ、と開き直ることもできない。
そして、こわいものは往々にして、強く人を惹きつける。
改札をくぐり、それきりその話を、私たちはしなかった。
2009/10/18
だって、おんなのこだもの
おもいきり女装して“女子会”に参加してまいりました。
シャンパンで乾杯、テリーヌやカポナータを頬張り、甘いものだって忘れない“らしさ”を本気でロールプレイング。
もう、それは楽しい会でした。
なんたってみな、かわいいのだもの!
八人八色で、直視できないほどの眩さ。
「かわいい」という言葉を、果たして何度口にしたかしら。
あっという間の五時間に、大満足です。
また是非、いたしましょう。
シャンパンで乾杯、テリーヌやカポナータを頬張り、甘いものだって忘れない“らしさ”を本気でロールプレイング。
もう、それは楽しい会でした。
なんたってみな、かわいいのだもの!
八人八色で、直視できないほどの眩さ。
「かわいい」という言葉を、果たして何度口にしたかしら。
あっという間の五時間に、大満足です。
また是非、いたしましょう。
2009/10/12
かつて私の一部だったもの
初めて、抜歯をした。
上顎8番、所謂“親知らず”。
上顎8番は、痛みすら伴わず、いとも簡単に私の一部ではなくなり、ことん、と音をたて、金属の皿の上に載せられた。
付着した血液の赤によって、白が際立つ。
棄却された、かつての私の一部。
アブジェクション。
会計を済まし、持ち帰りたい旨を伝えると、エタノールと一緒にパッキングされた上顎8番を手渡された。
帰宅し、止血綿を外して舌先でそこに触れると、ぽっかりと大穴が空いている。
はてさて、この空隙をどうやって埋めようか。
上顎8番は、私のこの戸惑いなぞ、知りもしないのであろう。
もうずいぶん前からそうあったかのように、エタノールの海に浮かんでいる。
上顎8番、所謂“親知らず”。
上顎8番は、痛みすら伴わず、いとも簡単に私の一部ではなくなり、ことん、と音をたて、金属の皿の上に載せられた。
付着した血液の赤によって、白が際立つ。
棄却された、かつての私の一部。
アブジェクション。
会計を済まし、持ち帰りたい旨を伝えると、エタノールと一緒にパッキングされた上顎8番を手渡された。
帰宅し、止血綿を外して舌先でそこに触れると、ぽっかりと大穴が空いている。
はてさて、この空隙をどうやって埋めようか。
上顎8番は、私のこの戸惑いなぞ、知りもしないのであろう。
もうずいぶん前からそうあったかのように、エタノールの海に浮かんでいる。
2009/10/10
ヨウジヤマモト―民事再生法を申請
昨日、移動中に友人からのメールで知った、ヨウジヤマモトの経営破綻。
友人も、そのニュースに思わず、携帯電話のダイアルを叩いた、という。
私も、しばし茫然。
確かに、夏ごろから、あぶないという噂は囁かれていたらしい。
ヨーロッパでの拡大戦略が裏目に出た、とのこと。
かたや、ユニクロは過去最高益を更新し、“ファストファッション”と呼ばれるものが乱立。
未曾有の大不況が、消費されるだけのファッションに拍車をかける。
誠実な服は、生き残れないのだろうか。
てつがくを着て、街をあるくことは“重たい”ことなのだろうか。
考え込んでしまう。
友人も、そのニュースに思わず、携帯電話のダイアルを叩いた、という。
私も、しばし茫然。
確かに、夏ごろから、あぶないという噂は囁かれていたらしい。
ヨーロッパでの拡大戦略が裏目に出た、とのこと。
かたや、ユニクロは過去最高益を更新し、“ファストファッション”と呼ばれるものが乱立。
未曾有の大不況が、消費されるだけのファッションに拍車をかける。
誠実な服は、生き残れないのだろうか。
てつがくを着て、街をあるくことは“重たい”ことなのだろうか。
考え込んでしまう。
2009/10/04
ファッションと性差
ここのところ、目にしたいくつかのものに、同じ位相での切り口が見られ、それがフックのようにカチャリとひっかかったので、少し整理してみようとおもう。
ひとまず、キーワードやキーフレーズとおぼしきものを、羅列する。
***
『女装する女』(湯山玲子 2008/新潮社)
【以下、一章より抜粋】
女性である彼女たちが、彼女たちの通常着であり、ほぼユニセックスである会社スーツやカジュアルウェアを脱ぎ捨て、女らしいフェミニンな服装、メイクそして立ち振る舞いまで身につけることの気分を、総じて“女装”と言っている。
女性がおしゃれの照準針をフェミニン方向にぐぐーっ、と寄せて装うとき、その心は、ほとんど男が「女装」するがごとくの心境なのだ。
***
『VOGUE NIPPON November 2009』
【以下、目次から抜粋】
When His finds Hers
・洗練のセクシーは、アンドロジナスで完成します。
・「&Sexy」が、アンドロジナスの新ルール。
・アンドロジナス・ルックは、“今”を乗り切る新たなロジック。
・メンズスタイルに恋した時代のミューズだち。
【以下、editor's letterより抜粋】
・「アンドロジナス」は「愛」に行きつく?
・人と人の間の境界線をどんどんどんどん近付けて、最後になくしたらどうなるか。
・ドラァグクイーンとして自分と対極にある「性の形」を誇張する表現を試みる。
***
『ココ・アヴァン・シャネル』(アンヌ・フォンテーヌ 2009)
【映画レポートより抜粋】
女学生のようなワンピースや時には男物のシャツやジャケットを改造して身につけるのだ。
それは屋敷に出入りする娼婦まがいの女性たちと一線を画すためであり、コルセットのために自由に動き回れない装飾過剰なドレスへの反発でもあった。
***
仕事の待ち時間で読んだ新書『女装する女』。
なるほど確かに“女装”という気分を、私たちは楽しんでいる。
奇しくも、“女子会”開催の予定もあって、こくこくと頷いてしまう。
読み止しを頂戴した『VOGUE』。
テーマはアンドロジナス。
簡単に言ってしまえば、男女両性の特徴を持つ、の意。
マスキュリンとフェミニンのものさしの上で、軽やかにファッションをトランスフォームする。
“女装”という気分が楽しめるのであれば、“男装”という気分すら、同じように楽しめる。
そして週末、有楽町で鑑賞した『ココ・アヴァン・シャネル』。
スクリーンには、少年のような格好をした、オドレイ・トトゥ。
それは、100年前の社会に於いては、異物ですらあった。
つまり、この100年で、シャネルのような人物の登場によって、急速にファッションに於いての性差は解体されていき、記号化すらなされた。
革新にしろ、保守にしろ、やりつくされた感が漂った先にある今、私たちが手に入れたものは、境界のものさしの上を気分で戯れる、“気楽さ”ではないだろうか。
街で見かけるスカートを穿いた男性には、スクリーンのオドレイ・トトゥから感じた、切実さは最早ない。
ポスト構造主義のその先を語る上で“気楽さ”というワードは外せない、ということを、つい先ごろ、十年来の友人と山手線を待つホームで分かち合ったが、その感をより強固にする今日この頃。
ひとまず、キーワードやキーフレーズとおぼしきものを、羅列する。
***
『女装する女』(湯山玲子 2008/新潮社)
【以下、一章より抜粋】
女性である彼女たちが、彼女たちの通常着であり、ほぼユニセックスである会社スーツやカジュアルウェアを脱ぎ捨て、女らしいフェミニンな服装、メイクそして立ち振る舞いまで身につけることの気分を、総じて“女装”と言っている。
女性がおしゃれの照準針をフェミニン方向にぐぐーっ、と寄せて装うとき、その心は、ほとんど男が「女装」するがごとくの心境なのだ。
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『VOGUE NIPPON November 2009』
【以下、目次から抜粋】
When His finds Hers
・洗練のセクシーは、アンドロジナスで完成します。
・「&Sexy」が、アンドロジナスの新ルール。
・アンドロジナス・ルックは、“今”を乗り切る新たなロジック。
・メンズスタイルに恋した時代のミューズだち。
【以下、editor's letterより抜粋】
・「アンドロジナス」は「愛」に行きつく?
・人と人の間の境界線をどんどんどんどん近付けて、最後になくしたらどうなるか。
・ドラァグクイーンとして自分と対極にある「性の形」を誇張する表現を試みる。
***
『ココ・アヴァン・シャネル』(アンヌ・フォンテーヌ 2009)
【映画レポートより抜粋】
女学生のようなワンピースや時には男物のシャツやジャケットを改造して身につけるのだ。
それは屋敷に出入りする娼婦まがいの女性たちと一線を画すためであり、コルセットのために自由に動き回れない装飾過剰なドレスへの反発でもあった。
***
仕事の待ち時間で読んだ新書『女装する女』。
なるほど確かに“女装”という気分を、私たちは楽しんでいる。
奇しくも、“女子会”開催の予定もあって、こくこくと頷いてしまう。
読み止しを頂戴した『VOGUE』。
テーマはアンドロジナス。
簡単に言ってしまえば、男女両性の特徴を持つ、の意。
マスキュリンとフェミニンのものさしの上で、軽やかにファッションをトランスフォームする。
“女装”という気分が楽しめるのであれば、“男装”という気分すら、同じように楽しめる。
そして週末、有楽町で鑑賞した『ココ・アヴァン・シャネル』。
スクリーンには、少年のような格好をした、オドレイ・トトゥ。
それは、100年前の社会に於いては、異物ですらあった。
つまり、この100年で、シャネルのような人物の登場によって、急速にファッションに於いての性差は解体されていき、記号化すらなされた。
革新にしろ、保守にしろ、やりつくされた感が漂った先にある今、私たちが手に入れたものは、境界のものさしの上を気分で戯れる、“気楽さ”ではないだろうか。
街で見かけるスカートを穿いた男性には、スクリーンのオドレイ・トトゥから感じた、切実さは最早ない。
ポスト構造主義のその先を語る上で“気楽さ”というワードは外せない、ということを、つい先ごろ、十年来の友人と山手線を待つホームで分かち合ったが、その感をより強固にする今日この頃。
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